医療機関・中小企業の大切なデータをランサムウェアから守る、
次世代のデータ隔離保護システム
ネットワーク内に仮想的に隔離された「金庫領域」を配置し、
ランサムウェアなどの侵入・感染・暗号化の攻撃を受けても、
医療機関・中小企業の大切な業務データをPULL型バックアップで守り切る、
安心と信頼のセキュリティソリューションです。
ネットワーク内から金庫へのアクセスを遮断し、攻撃を受けても扉を開けられない。
社内の端末からも見えないので、社内の端末が感染しても、攻撃対象から外れます。
バックアップは金庫側から引っ張って来て(PULL型)取得するのみ。(完全コピーと、削除なしコピーを並行して取得可能)
国内の大手企業がサーバー攻撃を受け、重要な顧客情報・業務データを喪失し、数週間経っても復旧の目処が立たない事例が発生しています。
データの損失は単なる業務停止に留まらず、信頼の失墜や経済的損害にも直結します。
こうした事態を未然に防ぎ、業務継続性を確保するためには、攻撃を想定した堅牢なデータ保護の仕組みが不可欠です。
ランサムウェア侵入時に、同一ネットワーク上のホスト、共有フォルダーのデータが暗号化・破壊され、
バックアップまでも被害。
同一ネットワーク上にありながら、不可触設定(隔離保護)で、侵入されても操作を奪われないので、被害判明後すぐに復旧可能。
攻撃に強いシステム基盤を実現。
「Dataの金庫」は医療分野だけでなく、さまざまな業種の中小企業で、
顧客情報・契約書・設計データなど失えない業務データを守る仕組みとしてご活用いただけます。
直感的な操作画面で、重要データを確実に守ります。
LinuxのZFSファイルシステムとの組み合わせで、さらに強固なデータ保護を実現します。
導入には3台以上の物理ディスクが必要ですが、その投資に見合う価値があります。
| 構 造 | 説 明 | ポイント |
|---|---|---|
| 書き込み前の複製により、元データを保護 | 変更データを作成成功後、元データを削除 | 改ざん・破壊から保護 |
| トランザクション方式で整合性を保証 | ファイル更新時、全て成功するか、元に戻すことにより一貫性確保 | データ整合性 |
| チェックサムとスクラブ機能で自動修復 | ファイルが壊れても自動で修復。データは無傷 | 自己修復機能 |
| RAID-Z/Z2構成で複数ディスク障害にも対応 | 物理ディスクの故障でもデータを復旧できる安心構成 | 障害耐性 |
金庫へのアクセスを行う主な目的は、「部分的なバックアップの取得」と「障害復旧時のバックアップ取得」です。
お客様の「金庫(バックアップストレージ)」のロックを解除すると、ネットワーク上の端末から共有フォルダにアクセスできます。データは読み取り専用のため、改ざんや上書きの心配はありません。
ネットワーク上のサーバーがウイルスやランサムウェアに感染した場合は、原因を取り除いた後、ロックを解除して、「金庫」に保存されたバックアップデータを取得し、復旧を行います。
この仕組みにより、被害を受けた後でも速やかに業務再開が可能です。
コンパクトに、強固に、あらゆる業界のデータを守ります。
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